4姉弟のハハ日記

1997年生1娘、2000年生2娘、2002年生3娘、2005年生4太の過去日記

公文?:やりたいときにやりたいだけ

教育に限らないけど、こどもは本来、好奇心のかたまり。

やりたいときに、やりたいことを、やりたいだけ、させてあげるのが、
理想だと思っている。

とはいっても、困ることまでやりたいだけさせるには、
親が、とてつもなく広い心をもっていないとね。

桃家では無理です。

理想はそうでも、やっぱり怒りんぼ母さんになってしまうのよね。

と、それはおいといて。

 

公文をやらせるきっかけになったのは、
本屋さんにあった「めいろ」のノート。

点と点を結ぶ自由線から始まって、物と物の間を線を引く練習。

枠の中を線を引く練習。

というように、段階を経て、ちゃんと迷路が解けるように、
練習していくノー トがあったのです。

1娘が気に入って、やらせてみると次から次へとページをこなして、
2,3日で1冊を終わらせてしまいました。

ちょっとづつ難しくなっていくので、無理が無く、
1ページに少しづつなので、
「次は?」と、こなしていく快感もあるようです。

終わると、「できた!!」という 達成感も味わえます。

この「めいろ」のノートが、公文出版でした。

「くもん」というと、コマーシャルで将棋の羽生さんが、
「やってて良かった公文式というあれですね。

 

HPをみたり、資料請求したりして調べてみると、
なんともうちの方針に近いぞ。

もともと、年齢別の大教室での一斉授業というものには疑問があり、
能力別クラスが、ベストではないかと、日ごろから思っていたし、
自習形式なのも、自分でやる力を身につけるには、良いかもしれない。


公文に入会すると、その子の理解度をテストで測り、
年齢に関係無く、解っているところからスタートする。

使用する教材は、1枚数分でできるような問題数。

それを、100 点になるまで、繰り返し自習する。

1回ではできなくても、間違いを直していけば、
必ず100点がもらえて、褒められる。

褒められるとうれしいから、次の教材をやりたくなる。

似たような問題を、スラスラ 出来るまで、繰り返し何枚もやる。

ちょっとづつ難しくなっていくから、無理が無い。

枚数をこなしていけば、達成感とやり遂げた自分に、自信が出来る。


実際、4年生の子でも、理解度によっては、
足し算引き算の教材からのスタートだったりするらしい。

はじめは
「こんなの簡単じゃん。
 なんで、こんなところから、やんなきゃいけないんだ」

と不服顔の子も、
100点をもらうのは、悪い気はしないらしく、
教材をこなしていくうちに、いつのまにか実学年相当になり、
そのうち、より難しい教材にも、挑戦できるようになっていくらしい。

 

なにより、見学に行った時の1娘が、すごく楽しそうだった。

目がキラキラ。

「お兄ちゃんお姉ちゃん、何してるの?1娘もやりたーーい」


実際、入会して1ヶ月になるが、
水疱瘡以外ではお休みせずに
「今日、くもんの日? 」

と楽しそうに通っている。

教室での勉強も、おうちでの宿題も、彼女にとってはたのしいみたい。

教室では、かならず先生に
「よくできたねえ!」って褒めら れるし、
教材には必ず、100点の花マルがもらえるし。

 

問題は、彼女がいつか、他に楽しいことができて、
「公文行きたくない」と言いはじめた場合かな。

いまは、目新しいから楽しいけど、そのうちあるだろうなあ。


やりたくないというのに、本当は無理をしてやらせなくてもいいと、
理性では思っている。

が、親が工夫して、行きたいと思わせたり、
行くための動機付けをしてあげる必要も、あるかな。

その時は、なるべく怒らないようにしようっと。

 

**2015年**

1娘の公文は、3歳から小学1年生くらいまで通ったかな?

既に記憶がない(^_^;)

公文式学習自体は、今も、良い方法だと思ってる。

辞めたのは、ハハの心が狭かったから(^_^;)

 

1娘は、目新しいものが好きだから、
新しい単元には、とても意欲的に取り組んで、教材をどんどん進めて、
3~5学年相当は、先取り学習してたと思う。

全国の公文教室の成績をまとめた冊子とかあって、
何度も名前が掲載されて、喜んだりしてた。

 

反対に、日々の地道な繰り返しは苦手で、
やってる単元の宿題が1日5枚でるのだけど、
同じような問題ばかりなので、宿題はあんまりやらなかった。

「宿題しなさい!」ってけっこう怒ってたな。

日記に「なるべく怒らないようにしようっと」って書いてたのにね~(-_-;)

 

最後は、チチに
「怒られてる1娘も辛いけど、怒ってるハハも辛いでしょ。
 怒るくらいなら、辞めた方がいいよ」

って諭されて、辞めたかな。

 

ゆるくなった今なら、

「学校じゃないし、楽しいことだけやればいいよ」

って笑えるけど、
当時は、1娘を追い詰めてたな~って、反省しきりm(_ _)m