あつまれ
1娘:食事の時。
なかなか食べ終わらない1娘を残して、台所で片付けを始めてました。
「ハハ、『あつまれ』して」
と、1娘が、私を呼びます。
「あつまれ」とは、ご飯を食べて、最後に茶碗に残ったばらばらの粒を、
食べやすいように、かき集めて、一塊にすることです。
保育園で、そう言うらしくて、家でも、そう言うようになりました。
「ハハは、今、手が濡れてるから、自分でやって」
というと、
「2娘、あつまれして」
という声。
なんで、2娘におねがいするの?
できるわけないじゃん。
と、おかしくて、くすくすしていると、
「ハハ、自分であつまれできたー。
えらいでしょ。全部食べたよー」
と、空のお茶碗を、持ってきました。
「上手に出来たね。自分でできたんだ。えらいね」
と褒めると、
「うん、2娘、やってくれなかった」
との答え。
どこまで、本気で言ってるんだろう。
疑問だ。
1娘、お姉ちゃん、欲しいんだろうなあ。
2娘:1娘もマイペースだが、2娘は、1娘に輪をかけて、マイペースかも。
というか、強いぞ。
なんでも、お姉ちゃんのまねをしたい2娘は、
お姉ちゃんの使ってる、おもちゃが、欲しい。
で、1娘の物に手を出しては、
「2娘。だめ!これは、1娘の!」
と、いつも怒ら れている。
でも、泣いたりなんかしない。
おもちゃを取り上げられても、ちょっと口をとがらせて、
文句を言うようなそぶりを見せるが、すぐに、他のおもちゃで遊び出す。
で、1娘が飽きて手を離すと、2娘は、そのおもちゃを、取りに行くんだよね。
そういう強さって、二人目だからなんだろうか。