毒と薬
年末から、3娘の顔に、赤く発疹がでてました。
よだれかぶれかな、とか思って、あまり深く気にしてませんでした。
おでこ、頬、耳の脇、耳の上、顎の下へと、移動していきました。
前に赤かった部分は、少しづつきれいになっていきましたので、
掻き毟ったりしないように気をつけて、
清潔にしておけば、時間がたつと、きれいになるようでした。
ところが、顎の下。
おデブ気味の3娘は、首が、肉に埋まっています。
発疹が無くても、いつも汗ばんでいて、汚れがたまってしまうところです。
発疹がひどくなって、とっても痛そうに、真っ赤になってしまいました。
これはかわいそう、と思い、とうとう病院へ行きました。
医師の話しでは、発疹に雑菌が入って可能しているとの事。
薬として、消毒薬、殺菌剤とステロイド(化膿止め)を、処方してもらいました。
指示通りに使用すると、1回の塗布で赤みが引き、翌日には、発疹が消えました。
すっごい、効きますね。
ステロイドというと、功罪聞きますね。
アトピーとかの皮膚疾患のときに使う薬で、副腎皮質ホルモンというものです。
よく効くらしいのですが、長期間使用すると、
自分の体のホルモン分泌に影響が出たり
(薬が無くては、いられない体になってしまったり)、
薬の使用を止めたときに、リバウンドで 、
更に、皮膚疾患がひどくなったりする事も、あるようです。
桃家では、あまり病院に行きません。
市販薬も、あまり飲みません。
人間も動物ですから、少々具合が悪いときは、基本的に、寝て治します。
病院に行かないのは、診察までの長時間を待っているのが、苦痛だからですし、
で、もっと悪質な病原菌を、もらってこないとも限らないので。
院内感染って、時々聞きますよね。
でも、西洋の医療科学は、ありがたいと思ってますよ。
西洋医学がなければ、亡くなってしまう命が多いですから。
うちだってさすがに、傷や強い痛み、
インフルエンザなどのウイルス性のものは、病院で対処してもらいます。
でも、毒と薬は、同じ化学薬品の裏表。
使い方次第で、どちらにもなるんですよね。
今回改めて、ステロイドであっという間にキレイになった3娘の肌を見て、
ありがたいと思いつつも、自然治癒とかけ離れた治癒力に、ちょっと寒気がしました。