初日の出きれい
お正月は、チチの実家で迎えます。
今年は久しぶりに、友人達と初日の出を見に行きました。
結婚してから、これで三回目でしょうか。
お天気が曇りだったり、予定が合わなかったりして、毎年は見に行けません。
今年向かったのは、高知県の桂浜の近くだそうです。
元旦の午前１時に集合して、到着したのは朝６時半。
３５０kmくらいの道程だったそうです。
チチ、運転ありがとう。
メンバーは、チチの高校時代の友人たちです。
企画の友人家族で車一台、桃家で車一台、男性四人で車一台の総勢１２人３台。
が、目的地に着いて目覚めてみると、車が一台いない。
なんと、高速道路走行中、四国に入ってからガソリンが無くなって、
あわてて一般道路に下りたものの、
元旦の深夜という時間帯で、開いているスタンドが無い。
仕方なく警察に向かい、開いているスタンドを尋ねたが、やはり無いとのこと。
結局ＪＡＦに連絡したが、 初日の出には、間に合わなかったのだそうだ。
かわいそう。
というか、４人乗ってて、
誰も、ガソリンが少ない事に気が付かなかったのだろうか。
とまあ、一台はたどり着けなかったが、
目的地に着いてみると、他にもギャラリーがボチボチいました。
水平線に沿って濃灰の雲が横たわり、
その上は、薄くオレンジ色に色づいています。
寒いけれど、尖ったような清冽な空気が、心地よい。
誰かの「あ、出た」という声に、あわてて海の方へ振り向くと、
水平線と濃い雲の間に小さな、でも燃えるような、鮮やかなオレンジの点。
やがて大きくなり、半円 になり、
雲で縞模様になりつつも、まん丸に太陽が昇ってきます。
雲を抜けて更に登っていくと、かげりの無い、黄金色の太陽。
まぶしくて、直視できないくらいの 鮮やかさ。
神々しいような、きれいさでした。
おまけに日の出と共に、ふわりと体が温かくなりました。
太陽エネルギーって偉大ですね。
地元の方でも「１０年に一度の見事な日の出」と言ってました。
