2004年10月13日1娘:野球止めるの短歌
1娘が4月から始めた少年野球。
夏休み前からもう「止めたい」と漏らしていました。
入学前に自分で
「小学生になったら、野球かサッカーかスイミングがやりたい」と言ってて、
ちょうどご近所さんが野球の監督さんだったので、お願いして野球を始めたのでした。
女の子は1娘のみ。
毎週土曜日の午後が練習で、日曜は試合があったりします。
夏休み中は、朝練が水木金とありました。
2年生以上は、今も週3回朝練があります。
はじめは喜んで練習に行ってたんですけどね。
チームの練習着やグローブ、バットに加え、
家でキャッチボールの練習が出来るように、チチの分もグローブとボールを買いました。
一時は毎朝6時に起きてチチとキャッチボール。
いったい何週間、キャッチボールやったかなぁ。
でも、結局「止めたい」。
女の子一人で寂しいし、上達しなくて下手って言われるし、
試合なんか出たくないとかいろいろ言ってましたが。
まぁね、実はハハも、やめたかった(^^;)
私は野球に全く興味ないし、毎週2回の電話連絡網にうんざりしていた。
朝練のあるなしや土日の予定を電話で回してくる のですが、
夜さて寝るぞという時間にかかってくるのです。
次の人にまわさないといけないけど、いないことが多い。
FAXにも留守電にもなってないと、何度も かけなおすわけです。
お茶当番や試合の付き添い、古紙収集とか、保護者の役割も多くて、
とにかく、めんどうなのね。
自分からやりたいと言ったものを、
たった3ヶ月でやめさせるのも、ちょっといいかげんかなぁなんて思って、
1年くらいは続けさせたほうがいいんじゃないか とチチと相談してました。
継続は力なりっていうくらいだから、
1年くらいやれば上達するかもしれないしねって。
(しかし、実はハハは子どもの頃ソロバンや剣道を 3ヶ月でやめたことがある。
自分のことは棚上げ~ ^^ゞ)
でも、ここのところ、練習に送り出すたびに、涙ぐんで訴えるのですよ。
連れて行けば行くんだけどね。
で、そこまでいうなら、チチに手紙を書いてねということになりました。
手紙は自分の気持ちを見つめる手続きです。
字を書くのが苦手な1娘は、1週間くらい「え~、手紙書くの~」と言ってたのですが、
書かないと止めさせてもらえないと悟り、やっと書きました。
「チチへ
りゆうはね 女1人でさみしいの
それにつかれていやなんだ
だからやきゅうはやめたいの 1娘」
ここのことろ、短歌や俳句の本を読んでいたので、七五調になっている。
ということで、せっかくユニフォーム似合ってたけど、野球はお終い。
本人は「1娘はピアノを頑張る。大きくなってピアノで金メダル取るね」と言ってます。
ピアノは「金メダル」じゃなくて「コンクールで優勝」と言うのよ。
覚えておこうね。
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