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4姉弟のハハ日記

1997年生1娘、2000年生2娘、2002年生3娘、2005年生4太の過去日記

2005年3月16日1娘:洗濯バサミ作り

先日、1娘が学童から、
洗濯バサミがたくさん入った袋を、持って帰ってきた。
「ハハ、洗濯バサミあげる。
 1娘が作ったんだよ。使ってね」
と言う。
50個くらいあるかも。
「あら、洗濯バサミ、ちょうど欲しかったの。
 ありがとう。
 これ、こんなにたくさんどうしたの?
」と話を聞くと、こういうことだった。
 
その日は、土曜日。
学童保育では、平日より出席人数が少なくて目が行き届くし、
1日中時間があるため、いつもとは違ったことをしてくれることがある。
いつもは、学童保育を行っている児童館から外出することはないのだけど、
その日は、歩いて5分ほどのところにある、
障害者の自立支援施設へみんなで行ってきたらしい。
その施設とは、保育園のときも年に1,2回交流会があり、
音楽会やクッキー作りなどを一緒に楽しんだりしている。 
今日はそこで、障害者の方たちがお仕事にしている洗濯バサミ作りを
お手伝い体験してきたのだそうだ。
 
 
「おおきな逆ペンチっていう道具を使うの。
 金具の輪っかで挟んで、ギュッて力を入れると輪っかが開くから、
 そこへ、プラスチックの本体を入れてペンチを閉じると出来るんだよ。
 最初、すごく力がいって、難しかったけど、すぐ覚えてたくさん出来た」
と大喜び。
 
教科書のお勉強じゃわからない、いい体験が出来たみたい。
障害者の方たちと触れ合うのもそうだし、
お店で売っている品物の一つ一つが、
こうして誰かが手をかけて作ってくれてる
ってなかなか知らないよね。
1娘には今回、初めての楽しい体験だったね。
まあ、いろいろ聞くと、
「施設に遊びに行ってお手伝いして、みんなで早作り競争して勝ったの」
って、遊びの印象のようだけど(^^;)
 
うちが住んでいるところなんか、準工業地帯で中小の工場がたくさんあるし、
物作りってもっと身近ななずなんだけど、
工場生産って、まるで機械が黙々と動いてて、品物が勝手に出てくるイメージがあるもの。
一応、上級生になると総合学習の一つに、
工場見学や物作り体験って授業があるらしいけどね。
 
1娘くらいの年齢だと「お仕事」って、どういうイメージなのかなぁ。
「チチハハが働いて、お金をもらって、生活できるんだよ」
と言ってあるけど。
「大きくなったら何になる?」っていう質問には、
ケーキ屋さんやお花屋さんという答えが返ってくる年齢だしね。
 
クリスマスや誕生日にはプレゼントがもらえて、
お手伝いしてもしなくても毎月のお小遣いがもらえて、
それ以外で必要なものは親が買ってくれるっていう環境だと、
お金や労働の意味って考えないかもね。
 
私自身は、中学生のとき、
母親が勤めている縫製工場にアルバイトに行ったことがある。
その時、労働の対価としてお金を得ること、
お店で売っている既製品が、無機質な工場機械じゃなくて、
人の手をかけて作られていることを知って、お金や物を大切にしようと思ったし、
母親が、黙々とミシンに向かって働く姿を見て尊敬もしたし、
そうやって、稼いで私達を育ててくれること、に感謝も覚えた。
 
働かない若者が多いって言うけど、
家に帰って疲れた親を見てるだけで、
会社で頑張って働いてる親を、見たことがないからかもね。
 
いろんなことを見聞きして、いろんな体験をして、
生きる糧にできるといいね~。