1娘2娘:算数大好き♪
チチが、図書館で借りてきました。
「分数が一週間でわかる本
岸本裕史+「落ちこぼれをなくす教師の会」まるわかり授業 」という本です。
「こんなの、まだ1娘には早いんじゃない?」という私に
「ん、なんか面白そうだったから。
ドラえもんのマンガついてるし、読むんじゃない?」との答え。
で、なにげに本棚に立てておいたら、
やはりドラえもんのマンガに引かれたのか、1娘が手にとって読んでました。
「ハハ~、これ意味わかんない~。教えて~」と1娘が言うので、
理解できるのかなぁと思いつつ、
ケーキをいくつかに切った(分母)うちのいくつ分(分子)という絵を描ながら、
テキストにしたがって分数の説明をいきました。
すると、あら、小学1年生の1娘にも分数がわかっちゃったのです。
真分数(分母より分子の数字が小さい分数)、
過分数(分母より分子の数字が大きい分数)、
帯分数(整数と分数の組み合わせの形の分数)という区別や、
過分数と帯分数の変換、分母が同じ分数同士の足し算、引き算まで、
絵を描きながらの少しの説明で、1日で難なくクリアしました。
学校の学習指導要綱で行くと、3、4年生くらいに学ぶところです。
それからは「分数の問題出して~」と毎日うるさい状態です。
私は面倒なので、あまり相手をしないのですが、
チチが問題をいくつか紙に書いてあげて、
「じゃ、これ宿題ね。夜までにやってね」と渡しておくと、
1娘もちゃんと毎晩提出したりしてます。
本当に問題ができるのが楽しいみたい。
2,3日、同じレベルの問題を出していたら、
「もっと難しいのやりたい。
ハハ、本の先の方わかんないからまた教えて」と言うので、
今度は、分母の違う分数同士の足し算引き算。
同じ分母にするための通分です。
2分の1と4分の2は、同じ大きさだよ、
というところから始まって、
2分の1と3分の1を足し算するには、
最小公倍数の6が分母になると教えます。
「最小公倍数」っていっても、1娘は掛け算の九九すらまだ覚えてないし、
言葉は知らなくてもいいから、考え方だけでもケーキの絵を描きながら、教えます。
1日目、よくわかんないけど、いくつか絵を描きながら例題を解きました。
2日目、分母同士を掛け算すると、簡単に分母が同じになることを教えると、
計算のテクニックとして理解しました。
3日目、通分の計算問題が早くできるようになりました。
なんとかなるもんだねぇ。
でもその先は、分数の掛け算割り算。
掛け算って増えるイメージなのに、分数の掛け算は答えが小さくなったりするし、
割り算のテクニックの、後ろの分数 の分母分子を上下逆転させて掛け算をするって、
テクニックとしては覚えられても、
論理的に理解するのは、大人でも大変な人もいるのではないだろうか。
ってこ とで、それは断念。
九九やってからまたね。
さて、1娘が分数の問題を出してもらっているのを見て、
2娘もまねっこで「もんだいやりたい」と言い出しました。
2娘は、4月から年中になる4歳児。
「りんごが1個ありました。そのあとまた2個もってきました。全部で何個でしょう?」
という一桁の足し算引き算から始まって、指を折りながら数えて答えてました。
その後「足し算引き算じゃなくて、1娘みたいのもやりたい」というので、
少しづつレベルアップ。
「みかんが7個ありました。
1娘2娘3娘の3人で分けたら、ひとり何個ずつ食べられますか?」という問題も、
指折りながら「2個ずつで1個あまる」と答えられるようになりました。
子どもって「問題」を出してもらって答えるのが、好きなんですよね~。
算数の問題でもなぞなぞと同じ感覚みたい。
答えがあってて、褒めてもらえるとうれしいし。
少しづつ難しい問題にチャレンジするのも、ワクワク楽しい。
勉強って、こんな風に「ワクワク」してるときが一番身につきますね。
興味津々で目がキラキラしてますもん。
でも学校でのお勉強は、なかなかそうはいかないのかなぁ。
学校や学童で、1娘が分数問題やってたら、
うちって教育熱心って思われちゃうんだろうなぁ(^_^;)
興味の赴くままなだけなんだけどね。
40人に先生一人だと、生徒がそれぞれ興味のまま行動したら、収拾がつかないもんね~
**2016年**
今は、この本は、中古でしかないみたいですね。
でも、同じようにマンガで学ぶ本は、
数学に限らず、理科や社会もいろいろ発行されてますね。
難しかったり、イメージしにくいことも、イラストで説明されるとわかりやすい。
子どもはマンガが大好きですし、図書館でもたくさん置いてあるので、
本を借りる時には、必ず何冊かはマンガの本を借りてました。
分数について、言葉はわからなくても、うちの子たちは、小さいころから慣れてます。
なんといっても、おやつをみんなで分けないといけないので、
勉強じゃなく、生活の一部なんですよね。
ひとりでおやつを全部食べ切ってしまう子はいなくて、
いない兄弟の分や親の分も、取り分けておいてくれる優しい子たちです(^^)