おしおき抱っこ
お友達ママから、本を借りました。
「おなか ほっぺ おしり トメ」(伊藤比呂美著)です。
伊藤さんの第3子、トメちゃんの、
1才から6才くらいまでの成長が描かれているので、
3娘や2娘とだぶらせながら、読みました。
第1子第2子のお姉ちゃんたちが10代の思春期なので、
反抗期の記述に、1娘もいずれ通る道かな~と思ったり。
ちょうど、日本語を話し始めた1才4ヶ月でアメリカに渡ったトメちゃんが、
英語を習得していく様子が、おもしろかったです。
それと、アメリカの個性重視の育児法というか、
トメちゃんがとてものびのびと
「自分であることの幸せ」を全うして成長していくのが、
とても、読んでいて小気味いい感じ。
「じぶんが、しあわせに、なる」のが大切というのは、
日本では、わがままで自分勝手のようなんだけど、
子どもにとっては、とても大切な感覚なんだろうなぁ。
「自分が、自分のまま、受け入れられている」という安心感は、
きっと、子どもをとても自由に、おおらかに、笑顔にしてくれるだろう。
う~ん、でも目の前にいたら、わがままにイラつくのかなぁ(^_^;)
うちの3桃娘は最近、指を口にもっていくのですよね~。
新しい赤ちゃんが来ることで、神経質になっているのかな。
私が、愛情で満たしてあげられていないのかな。
1娘2娘は、言葉では
「どんな赤ちゃん来るのかな。楽しみだね」
って言ってくれるけど、3娘は最近、
「さっこ、ちぃちゃいんだよ。
だっこ、だいじょうぶなの。
おねえちゃんじゃ、ないの」
と、必死で甘えている。
末っ子の地位が、おびやかされて、不安なんだろうね。
試練だね~。
私も、体が重くて自由にならなくて、
きっと、いつもより不機嫌なんだろうなぁ。
桃娘達のちょっとしたわがままにも、反応してるのかも。
で、伊藤さんの本の中の「おしおき抱っこ」を試してみようと思いました。
怒りたくなったら、相手を抱っこするのです。
顔や声は、怒っててもいいの。
とりあえず、抱っこ、羽交い絞めにしてみる。
悪態をついていた2娘に試すと
「イヤダイヤダ。離して」と暴れながらも、
なんとなく、口調が甘えんぼっぽく、変化していく。
腕から逃げ出した後には
「もう、イヤだって言ってるのに」
と言いながらも、顔は笑ってたりして。
なんかいいかも。
そしてもう一つ「魔法の呪文」は
「ハハは、あなたのことが、だ~い好き」
と、サブリミナルのように、繰り返し刷り込む。
以前は、寝る前に「グンナイ抱っこ」と称して、一人一人を、
オフコースの「言葉にできない」のサビ(あなたに会えて本当に良かった♪)
を歌いながら、抱っこしてたのだわ。
抱っこの順番で、ケンカしたりとかあったからだけど、
そういえば、しなくなっちゃった。
そういう、1対1の抱っこの時間って必要。
よし、今夜から復活させよう。
「あいしてるよ」って言葉や態度で、
わかりやすく表現しないと、伝わらない。
大切な、娘達なのだものね~。
**2016年**
「おしおき抱っこ」いいですよ。
小さい子どもの体って、すごく、温かい。
こんな小さな体で、自己主張して、ぶつかって、
ジタバタする子どもが、とても、愛しくなります。
スキンシップで、ぬくもりや鼓動を通して、
命のつながりを、実感します(^^)
「グンナイ抱っこ」の日記です↓↓↓