4姉弟のハハ日記

1997年生1娘、2000年生2娘、2002年生3娘、2005年生4太の過去日記

2娘の自宅出産:助産師さんに出してもらう:2000年6月

第1子の出産で何の問題もなかったので、
どうせすぐに家に帰るなら、最初から自宅で産もうと思った。

知らない部屋じゃなくて、いつものリビングで、
家族そろって赤ちゃんを「いらっしゃい」って迎えたかった。

幸い、近所で自宅出産してくれる助産婦さんがあった。

予定日1日前のAM4時。

陣痛で目が覚める。

間隔は15分くらい。

第1子で丸1日だったから、二人目はお昼くらいには産まれるのかな。

まだ早朝だし、今日は久しぶりの梅雨の晴れ間だし、お洗濯をしよう。

 

5時半。

10分間隔。

まだそんなに痛くない。

チチを起こして、助産婦さんにも電話。

リビングに、用意してあったお布団を敷いて、
赤ちゃんの着替えやタオルとお産セットを出す。

昔はお湯を沸かしてとかあったらしいが、
いつでも適温給湯OKの現代では、
産湯は洗面台で良いそうで、洗面台のお掃除もしておく。

電話から 20分くらいで、助産婦さんが自転車で到着。

お布団に防水シーツを敷き、細々とした道具を用意してくれる。

 

6時過ぎ。

1娘(3才)が起きてきた。

いつもは9時過ぎまで寝てるのに、珍しい。

なにか雰囲気が違うと思っているらしい。

「これからおなかの赤ちゃん出てくるよ。待っててね」

というとおとなしくソファに座る。

アンパンマンのビデオを見せて待たせる。

 

7時。

2分間隔。

痛みはそんなでもないのに、内診するともう出てくるらしい。

助産婦さんに「次陣痛きたらイキんでね」といわれる。

イキミたくもなってな いし、意識も素のまま。

こんなんで良いの?と思うが、言われるまま、
両手をチチに握ってもらって「うーーーん」と3回くらいイキんだ。

助産婦さんがちょっ と手を出して、
赤ちゃんの頭をスルンってサポートして出してもらった。

産んだというより、出してもらった感覚。

「はい、元気な女の子ですよ」と赤ちゃんの泣き声。

うわ、二人目って、こんなに簡単に生まれるんだ。

これなら何人でも産めそう(^^)

 

いままで、私の頭のほうでビデオを見ていた1娘が

「赤ちゃん、出てきた?」と足元を覗きこむ。

「ちいさーい。かわいいー」だって。

 

まだ繋がってる赤ちゃんを 抱っこして、みんなで記念写真。

それからチチがへその緒を切って、
助産婦さんが洗面台で産湯に入れてくれる。

やはり、助産婦さんが抱いている時は泣くけど、
家族の抱っこでは泣かないんだ。

きっとわかるんだね。

家族でお迎えできて良かった(^^)