七夕
桃家は、あんまり、季節のイベントはやらないので、
保育園でやってくれるのは、大助かりです。
今月は、七夕飾りをみんなで作ったようで、
短冊に、願い事を書いてくるように、と、渡されました。
１娘の短冊の紙の色は、黄色。
「何、お願いする？」と聞くと、
「ねー、これって、サンタさんに届くの？」と、ちょっと勘違いの様子。
「サンタさんは、クリスマスにプレゼ ントをくれる人でしょ。
七夕は、お星様にお願い事をするの。
欲しいものじゃないよ」
と説明すると、
「そうか。お願い事って、こうなりたいって事？」
「そうだよ。がんばって考えてね。」
しばらくして「ハハ、ペンちょうだい」と言うので、
渡すと「見ちゃダメ」と言って、陰でコソコソ書いています。
書き終わると、持って来て見せてくれました。
『はやねはやおきが、できますように』
『もっと、かわいく、きれいになれますように』
なるほど。
１枚の裏表に、２つの願い事。
「早寝早起き」はいつも「はやくねるよ」って叱られてるからだね。
それに、起きるのが家族の中で１番だと、なんか、すごくうれしいらしい。
１番に起きた日は、すんごくご機嫌なの。
「かわいく」はまあ、そのまんまのお願いやね。
かわいくなれると、いいねえ。
今でも、ぼちぼちかわいいけどね。
上には上があるから、向上心は大切だあ。
２娘は、だいぶん単語が増えて、２語３語もでてきたけど、
お願いなんて、高度な会話が出来ないので、
私が勝手に、お願い事を考えてしまいました。
短冊に書いてくれたのは、１娘です。
『はやく、ちゃんと、おしゃべりができるように、なりますように』
２娘の単語は分かるけど、
欲しいものとか、何かして欲しい時って、よくわかんないんだもん。
グズグズし始めると、とたんに言葉が出なくなるし。
ちゃんとお話ししてくれないと、
気持ちを察するという技は、ハハには難しすぎるのよ。
この笹の七夕飾りも、昔は、川に流して、お星様に願い事を届けてもらってたけど、
今だと、川に流したら不法投機になっちゃうんだろうなあ。
燃えるゴミの日に、出しちゃうのかしら。
風情がなくなりましたなあ。
