4姉弟のハハ日記

1997年生1娘、2000年生2娘、2002年生3娘、2005年生4太の過去日記

2004年8月22日井倉洞(岡山県新見市)

帰省中に行ってきました。
もともとチチが秋芳洞に行きたいと言っていたのですが、
秋芳洞山口県にあり、米子から行くには遠くて時間がかかるらしい。

で、友人から、同じ鍾乳洞なら井倉洞はと勧められたのです。


Webで調べてみると、同新見市内には満奇洞という鍾乳洞もありましたが、
実家でのおじいちゃんおばあちゃんの意見も聞いて、今回は井倉洞だけ行きました。


思ったよりも近く、井倉洞に到着したのはお昼前。

駐車場から井倉洞への道は、
みやげ物やレストランがいっぱいの観光スポットになってました。

けっこう人がいて賑やかできれい。

あ、駐車場のトイレもわりときれいでした。


土産物屋の並びから井倉洞は、川を挟んだ向かい側の崖になります。

この川は高梁川かな?

きれいな水がけっこうな速さで流れていて、
河原には家族連れが下りて遊んでいます。

暑いから水遊びにいいね。

桃娘達も遊びたがりましたが、「後でね」と説得してまずは井倉洞へGO!


暑い外からいきなり入り口は急にひんやりとした空気に変わり、
涼しいというより寒いくらい。

全長1200mの行程の始まり。


洞内は天井が低くて狭いところが多く、川のように水が流れています。

ちょっと薄暗いけど、地面はコンクリートがひいてあって階段も設置されています。

手すりも有り、天井には蛍光灯もあり、自然環境とは程遠いけど、
おかげで小さい子でも歩きやすい。

3娘はずっと抱っこでしたが、1娘と2娘は最後までよく歩 きました。


最初の数百mを上ると「この先はもっと狭くて大変」という注意書きがあり、
途中退場できるように出口への近道が用意されていました。

ご親切なこと。

ババは体調がすぐれなかったので、一足先に近道で退場。


中は確かに狭かった。

低い天井のため3娘を抱えて中腰で通り抜ける場所も有り、
腕がプルプルと限界への挑戦って感じになってしまいました。

秋芳洞は、ハハが高校生のときに修学旅行で行った記憶がかすかに残ってますが、
広々としていた気がします。


ひたすら上り階段で、途中で息切れがしてしまうくらいです。

入り口で肌寒く感じたのも、すぐに体が温まりました。


洞内は鍾乳石がいろんな形をなしており、自然に長い年月をかけて作られ、
今も作り続けられているのだと思うと感慨深いものがありました。

途中、立ち止まって振り向いたとき、見下ろす天井が本当に美しくきれいでした。


1娘は、一つ一つの岩に名づけられている名前を読んでは、
大声でいちいち教えてくれ、歓声を上げてました。

息切れもせずすたすたと軽快に上っていきました。

強い。


2娘は薄暗いのが少し怖くて、必ず誰かの手を握っていました。

でも「うわー」といいながら天井を眺めたり、けっこう楽しそうに、
最後まで抱っこと言わずに歩ききりました。

がんばったね。


3娘はよくわかんないけど、やはり薄暗かったせいかべったり抱っこで張り付いて、
一度も下りようとしませんでした。

ま、荷物にはなったけど泣かなかったし、こちらも助かった。


でもなんで水がたまって池のようになっているところには、
人は小銭を投げ入れたがるのでしょうかね。

トレビの泉じゃないんだから。

目の前の鍾乳石に相合傘の落書きがあったり。

あ~やだ。

せっかくの美しさが台無し。


まぁ「自然」という観点から見れば、
観光スポットになってしまうこと自体が「反自然」とは思いますがね。

井倉洞も鍾乳石の美しさはもちろん素晴しいと思 いましたが、
入り口のあの崖っぷちと中の狭さ、
上りの大変さを人が往来できるように整備するというのも偉業だと
変な感心の仕方をしてしまいました。


井倉洞を出てから昼食をいただき、河原で少し遊びました。

はしゃぎすぎた3娘が滑って水にしりもちをついてビショビショ。

着替えを持ってきておいてよかった。


ま、一度見てみるとよいかもね。

今度は満奇洞に行ってみたいな。 

 

井倉洞(公式ページ)