2004年10月19日1娘探偵
夕方、図書館に行って、本を借りて、帰宅しました。
私は、夕食の準備。
1娘は、早速、読書。
2娘と3娘は、てきとーに遊びはじめ、
いつのまにか3階の寝室で、ドタバタとはしゃぐ声が聞こえてきました。
「何してるんだろうね」と私が何気なく言ってみると(本当は全然気にしてない)
1娘が「ちょっと見てくるね」とそーっと3階に向かいました。
戻ってきた1娘は何も言わず、部屋の隅に隠れるようにして、何か書いています。
ま、誰にも邪魔されず台所に立てるのはありがたい。
放っておこう。
2娘3娘は、更に元気いっぱいのようで、
ドンっとジャンプする音まで聞こえてきました。
1娘は、たびたび3階へ行っては下りてきて書く、を繰り返します。
しばらくして、1娘が「はい、調べてきたよ」と私に紙を渡してくれました。
こんな内容。
字や→、・・・、!は1娘の書いたまま。
()は私。
<ついせきひょう>
どうやら、上で、ままごとをしてうんどうかいをしているらしい。
→さらに、たんすをかいだんにして1ばん上からジャンプしているらしい・・・
→なぜかなかがわるくなって、2こが3こにいじわるをしていたがなかがよくなった。
→はたまたいじわるをしているとおもったが、3こは2こともひとりでもおりなくなってしまった。
(たぶんタンスから下りられなくなったの意味と思われる)
→さ・・・さらに2こがライターをもっている!!あぶない!
ライターとは、蚊取り線香を点けるためにおいてあるチャッカマンだね。
タンスの上に確かにあったね。
さすがにそれは危ないので、3階へ制止に入ろう。
部屋のドアを開けると、3娘は、チャッカマンを持って走り回り、
2娘は、タンスの引き出しを階段状に開けて上っていました。
そして2人ともすっぽんぽん。
私と目が合って、二人ともぴたっと固まりました。
「3娘、持ってるの危ないからちょうだい」と言うと、背中へ隠します。
ぐっと3娘の手をつかんで、チャッカマンを持たせたまま、カチッと火を点け
「熱いよ。痛くなっちゃうよ」と言うと、3娘はそーっと手を離しました。
「ありがとうね」と、チャッカマンはクローゼットの中へお方付け。
2娘は、怒られるのかなと思っていたらしく、
タンスから下りて神妙な顔をしていました。
「はい、そろそろご飯だよ。引き出し閉めて下へ降りておいでね」と促すと、
ホッとしたように「わーい。ごはんだー」と笑顔になりました。
1娘の<ついせきひょう>、
接続詞やビックリマークなど、なかなか表現が面白くてGoodでした。
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